新築住宅建設のためのアドバイス 収納・和室について

いらないものは引越しを機会に整理しましょう。

収納は皆さんいろいろ要望があると思いますが?

そうですね。よく考えないといけないですね。皆さん引っ越しの際に物を捨てないことが多いです。箱に入ったまま使ったことのない結婚式の引き出物とかね。(笑)そういったものを片付けるための収納が必要なので、結構収納はいりますね。
たとえば1年使わないものは捨てたらいいのにとアドバイスしたりはするんです。しかし皆さんあまり物を捨てたりしないので収納はいくらあっても足りないですね。引っ越しはいい機会なんでまとめて整理することをお勧めしますよ。

大阪市内 T様邸

和室は多機能。

注文住宅を建てる際、今でも和室の要望は高いんでしょうか?

南永井 A物件

はい。高いですよ。和室はユーティリティが高いんですよ。
たとえば布団を使って寝ていらっしゃるならばフローリング材だと表面に塗ってある樹脂製の塗装のせいで熱を吸い取ってしまうんですね。だから人の体温で温かくなった布団と冷えてしまう床の接地面が結露してしまったりするんです。和室ならば通気性もいいですからね。やっぱりよくできています。

200年住宅などがありますがそういったものと兼ね合いがあるんでしょうか?

直接的なつながりはありません。200年住宅とは「次世代省エネ基準を満たしなさい。」「耐震性を一定クリアしなさい。」「家そのものの耐久性がメンテナンスしながら200年持つという根拠を示しなさい。」「そして200年住むことができるということは自分が年老いた際に生活できないといけないから、高齢でも生活しやすいように高齢者対応住宅にしなさい。」という決まりがあり、その基準の高い方を採用しています。
そうなってくると高齢者対応の部屋を作らなくてはいけませんから、注文住宅を建てる際には今でも多機能な和室の要望は多いです。

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